黄色い花と虞美人草と項羽。 - 2020.05.25 Mon
散歩の途中で見つけた黄色い花。
写真に撮って帰って名前を調べたら オトギリソウ ではないかと。
漢字で書くと弟切草。
何だか物騒な名前。
さらに調べると、名前の由来はその漢字のとおり。
書きたくないので、詳細は省略。
野草の名前ってネーミングってクスッと笑っちゃうものが多いけど、
これは笑えないなぁ。
虞美人草なんかも、そんな感じのネーミングだけど、
こっちは一時期 ハマって読んだ本のせいもあり、そんなにイヤじゃないです。
読んだ本とは 『 項羽と劉邦 』
虞美人といえば、項羽。
そして、項羽と言えば、この漢詩を思い出します。
力は山を抜き 気は世を蓋う
時 利あらず 騅(すい)逝かず。
騅の逝かざるを 奈何(いかん)すべき
虞や 虞や 汝(なんじ)を奈何せん。
騅(すい)は項羽の愛馬の名前、
虞(ぐ)は、項羽の愛妾の名前。
自分には力があるのに、時が見方をしてくれない・・・って、
自分は悪くないってこと?
もうひとつ、項羽といえば
『四面楚歌』という言葉の由来にもなってますね。
ちょっと引用させてもらうと、
中国・楚の項羽が、四面を囲む漢の劉邦の軍の中から楚の歌を聞き、
楚はすでに漢に降くだったのか、と驚き嘆いた故事から。
だそうです。
もちろん、楚の歌は劉邦が歌わせたんだけどさ。
あ、話がどんどんそれてしまいました。
最初の黄色い花の件に戻ります。

こんな花ですけど、よくよく調べてみると オトギリソウ にしては
葉っぱが小さいようです。

コゴメバオトギリ(小米葉弟切)

オトギリソウの仲間みたいですけど、名前の由来になった花とは違うようです。
たぶんね、たぶん。
ていうか、違うと思いたい!
ほどほどって大事なんだよね。
ついこの間、同じようなことを書いたのに、八ッと気付くと、また同じことを繰り返している。
体調も良く、パワーもあり、気持ちも元気で。
調子良いなぁ、いつもこんなだといいなぁ、と思っていると、ある日ポキッ。
ついこの間も、書いたばかりなのに、なんでやねん。
そして、大抵の場合、好調の時期より不調の時期の方が長くなる。
調子がいいなぁ、もっと行けるなぁ、というくらいのところでやめる。
休憩する。
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